明治大学リバティアカデミー 校友会寄付講座を開催しました
6月28日(金)に明治大学の生涯学習拠点であるリバティアカデーにおいて、校友会寄付講座を開催しました。今回は、1992年に商学部を卒業した中村八千代さんを講師にお迎えし、「国際協力の新しいカタチ~フィリピンにおける草の根事業 ソーシャルビジネスの取り組み~」と題して、恵まれない環境下で生まれ育ったフィリピン人の青少年たちに経済面と精神面の両面の自立を促すソーシャルビジネスの取り組みと、その根底にある思いについて語っていただきました。当日は約80名の方が受講し、20代の校友からは「自身の人生を振り返るきっかけになりました」といった感想などが寄せられています。
開 催 内 容
【講 座 名】
国際協力の新しいカタチ~フィリピンにおける草の根事業 ソーシャルビジネスの取り組み~
【開催日時】
2024年6月28日(金)19:00~20:30
【形 式】
教室での対面形式並びにリアルタイム配信(Zoom)の併用
【講座趣旨】
中村氏は、フィリピンの「貧困の負の連鎖」を断ち切るため、恵まれない環境で生まれ育った青少年たちに経済面と精神面の両面の自立を促すことを目指し、2010年にユニカセ・レストランをマニラでオープンしました(2017年から3年連続「ベスト・ヘルシーレストラン賞」を受賞)。
ここでは、貧困層出身の現地の青少年を雇用し、ビジネススキルを向上させる実践的なトレーニングを提供、10年間で70名以上の青少年スタッフを育成する傍ら、100名ほどの日本の学生をインターンとして受け入れています。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、2021年にレストランは閉店しましたが、その後、ユニカセ・レストラン出身のフィリピン人スタッフたちが次世代教育を試み、オンラインや対面式で若者たちのトレーニングを行っています。
当講座では、「国際協力の新しいカタチ~草の根事業のソーシャルビジネスの取り組みについて~」と題し、これまでの中村氏の活動とその根底にある思いについて語っていただきました。
【講師紹介】
中村 八千代 氏
■(フィリピン):UNIQUEASE Corporation 創立者
■(日本):特定非営利活動法人 ユニカセ・ジャパン 理事長
■明治大学マニラ紫紺会 事務局長